「あったあった!!あたしのクラス!!」

・・・Z組

なんであたしはA組~G組から離れたZ組なのだろう~

情報通の美嘉のところへ行って

聞いてこよう

さっきの“特別クラス”も気になるし・・・

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「あ、居た居た!!美嘉~!!!!!」

「おう!桃じゃん!どうしたのっ!?ちょっと待ってて✿」

さすが、人気者の美嘉

早速新しい友達ができたみたい・・・。

羨ましいなぁ~・・・。

「凄いね✿もう新しい友達ができるなんて・・・羨ましいよ!
美嘉、可愛いし頭良いし運動神経や性格も良いもんね★」

「何言ってんのよ(笑)!」

「だって本当のことじゃん!!」

「そんなことないよっ!で、どうしたのっ!?
何かあった!?」

「あ、そうそう!!あのね、情報通の美嘉に、聞きたいことがあったの!!」

「何?何でも聞いて★」

「“特別クラス”って・・・何!?」





し~ん・・・・・。





一気に静まり返ってしまった・・・。

「へっ!?えっ!?何・・・どうしたのっ・・・!?
あたし~・・・なんか・・・変なこと・・・言った!?」

・・・

「美嘉!!ねぇ・・・どうしたの・・・?」

「あんたって奴は・・・はぁ~・・・↷↷
何にも知らないんだネ・・・。」

「え~何よ~??」

「最初の説明会の話丸っきり聞いてなかったでしょ!」

「え~!?聞いてたよっ!?」

「じゃあ、この“特別クラス”のことだって知ってるはずだよ!」

「・・・。」

「ほらやっぱり・・・聞いてない!!
こんなの、情報通のあたしじゃなくても
知ってるっつーの!!」