「次は〇〇−お降りの方は…」
駅に着き,携帯を開くと6時30分
病院まで歩いて15分だから少し早いけど院内で時間を潰そうと思って寄り道もせずに病院に向かった
それが間違いだとは…思いもしなかったよ
病院に着いたのはやはり少し早く,広くとってある待合室で珈琲を飲んでいた
もう顔見知りの看護師ばかりで何人かは声をかけてくる
そんな中,見たことのない看護師が2人いた
あまりにも暇だったもんだから見ていたら彼女たちは俺の方に近付いてきた
見てたのがバレたのかと思い,必死に言い訳を考えていると,彼女たちは通り過ぎて行き,俺の後ろの方にいるらしい看護師に声をかけていた
この待合室は通路と通路の間にあるから看護師がよく通る
なんだ…とホッとした途端,俺は知っている人物の名前を聞いた
「櫻井初音ちゃんって…」
「あの子は未緒さん…香川さん以外にはあまり懐いていないから担当にはなってないはずだけど?」
「いえ,他の患者さんの事も知っておくべきだと思いまして」
これ以上聞いたらいけない
そう思った…のに,知りたいという気持ちの方が強かった
駅に着き,携帯を開くと6時30分
病院まで歩いて15分だから少し早いけど院内で時間を潰そうと思って寄り道もせずに病院に向かった
それが間違いだとは…思いもしなかったよ
病院に着いたのはやはり少し早く,広くとってある待合室で珈琲を飲んでいた
もう顔見知りの看護師ばかりで何人かは声をかけてくる
そんな中,見たことのない看護師が2人いた
あまりにも暇だったもんだから見ていたら彼女たちは俺の方に近付いてきた
見てたのがバレたのかと思い,必死に言い訳を考えていると,彼女たちは通り過ぎて行き,俺の後ろの方にいるらしい看護師に声をかけていた
この待合室は通路と通路の間にあるから看護師がよく通る
なんだ…とホッとした途端,俺は知っている人物の名前を聞いた
「櫻井初音ちゃんって…」
「あの子は未緒さん…香川さん以外にはあまり懐いていないから担当にはなってないはずだけど?」
「いえ,他の患者さんの事も知っておくべきだと思いまして」
これ以上聞いたらいけない
そう思った…のに,知りたいという気持ちの方が強かった


