「まさか音緒の携帯にこんな可愛いストラップが付くとは思わなかったな−
そのうえ着うたまで色々してあるし?」
『さぁ吐け』とでもいうような静と縁が重なって見える
こいつ性悪くなったな…
「年上の人でしょ?」
的外れな事を勝ち誇ったように言う静に,どう返したらいいのか分からなかった
とりあえずその情報源は誰だよ
「あっ図星なんだ」
無言を肯定と受けとったらしい
『ねぇ』と急かす静に一言
「何勘違いしてんの?」
真逆なんですけど,と余計な事までうっかり言ってしまいそうだった口を慌てて塞ぐ
満足げに数回頷き,ぴたりと動きが止まる
「勘違…い?
…奈緒子さんじゃないの!?」
「はぁ!?」
思いもよらない人物の名に,開いた口が塞がらなくなった
「ほんとに違うの…?」
引き攣った笑みで伺ってくる静に無心で頷いた
すっげぇ誤解
そんで俺玉砕?
まぁ分かってたんだけどさ
そのうえ着うたまで色々してあるし?」
『さぁ吐け』とでもいうような静と縁が重なって見える
こいつ性悪くなったな…
「年上の人でしょ?」
的外れな事を勝ち誇ったように言う静に,どう返したらいいのか分からなかった
とりあえずその情報源は誰だよ
「あっ図星なんだ」
無言を肯定と受けとったらしい
『ねぇ』と急かす静に一言
「何勘違いしてんの?」
真逆なんですけど,と余計な事までうっかり言ってしまいそうだった口を慌てて塞ぐ
満足げに数回頷き,ぴたりと動きが止まる
「勘違…い?
…奈緒子さんじゃないの!?」
「はぁ!?」
思いもよらない人物の名に,開いた口が塞がらなくなった
「ほんとに違うの…?」
引き攣った笑みで伺ってくる静に無心で頷いた
すっげぇ誤解
そんで俺玉砕?
まぁ分かってたんだけどさ


