今日は比較的真面目に授業を聞いてたせいか,時間が経つのが遅く感じた
「行くぞ」
いつもどおり3時に学校を出て病院に向かう
途中で『初音って食べちゃ駄目なものある?』と聞かれたけど俺は何も答えられなかった
だって俺は初音のことを何も知らない
食べ物の好き嫌いや好きなもの…
どんな病気なのか,何かと制限があるのかさえ
縁に聞かれて思い知らされた気分だった
「おいっ」
「…っんだよ!」
「あの病院じゃね−のかって聞いてんの
俺正確には場所知らないんだけど」
最後に『あ−怖っ』とわざとらしく付け足して右側を指差す
通い慣れた道なのに…俺は病院を通り過ぎていた
慌てて戻り『わりぃ』と謝っておく
初音のとこに着くまでには頭の中を整理しようとしたけど無理だった
だからとりあえず全部縁のせいにすることにしてスッキリさせた
「音緒ちゃん!?」
病室のドアを開けた瞬間に呼ばれる俺の名前
それがこの頃凄く幸せに感じるんだ
この想いを何という…?
「行くぞ」
いつもどおり3時に学校を出て病院に向かう
途中で『初音って食べちゃ駄目なものある?』と聞かれたけど俺は何も答えられなかった
だって俺は初音のことを何も知らない
食べ物の好き嫌いや好きなもの…
どんな病気なのか,何かと制限があるのかさえ
縁に聞かれて思い知らされた気分だった
「おいっ」
「…っんだよ!」
「あの病院じゃね−のかって聞いてんの
俺正確には場所知らないんだけど」
最後に『あ−怖っ』とわざとらしく付け足して右側を指差す
通い慣れた道なのに…俺は病院を通り過ぎていた
慌てて戻り『わりぃ』と謝っておく
初音のとこに着くまでには頭の中を整理しようとしたけど無理だった
だからとりあえず全部縁のせいにすることにしてスッキリさせた
「音緒ちゃん!?」
病室のドアを開けた瞬間に呼ばれる俺の名前
それがこの頃凄く幸せに感じるんだ
この想いを何という…?