「じゃあ莉衣音、私は今から仕事だからその子のお世話宜しくね?」 …冗談じゃない。 「いってらっしゃい~綾香さん~」 隣には満面の笑みで手をふる美少年。 しかしそれが今はとてもムカつく。 お母さんはそんな私達を見て何を思ったのか、にっこり笑って出ていった。