別にどうなろうがあたしの知ったことじゃない。
先生が誰を信用しようがしなかろうが
あたしは一緒に住むだけ。
分かっているのに
何故かイライラが止まらなかった。
「おかわり!!!」
放課後
あたしは嫌がる菊池を無理やり連れて
近所にあるファミレスに来ていた。
「おかわりってお前、それ何杯目だよ!!
どんだけパフェ食ってんだよ!!」
「はぁ?あんたあたしにそんな口きいて言い訳?
誰のせいであたしがあんたの友達に襲われそうになったと思ってんの?」
「襲われたって・・最終的にはお前が俺の友達を倒したんだろうが」
「は?何だって?」
「んでもねぇよ。」
あの件からずっとあたしから逃げていたみたいだけど。
そんなに簡単に許すほど
あたしは優しくない。
「ほら、おかわり頼んでよ」
「へいへい。すんませーん!!」


