夢にで荘

「そばつゆの遊び場を作ろうと思うんだ」




と、やしの木の隣に池を作ろうとしている明さん。




やっぱ、明さんって




・・ぶっ飛んでる。




そう思いながらも私はスコップで土を掘り起こし始めた。




土を触っていると、何だか無邪気に砂場で遊んでいた子供の頃に戻ったような気がする。




きっとこの家で明さんと出会わなかったら、庭のやしの木の隣に池を作るなんて作業、私の人生であり得なかっただろう。




そう思うと、この無益な努力も意味のあるものに思えてくる。