やしの木は最期にこんなことを言っていた。




「私を切り倒したこと、いずれ後悔するぞ
地球にとって大切な資源を粗末に扱った罰は




・・・重いからな」




次の瞬間やしの木は息絶えた。








「・・あっつい」




暑さにうなされながら目が覚めた。




シュールな夢だった。




しかし




クーラー欲しい。




その思いは限りなく切実なものとなっていた。