あの時から数ヶ月がたった。
それからはケンカもなく、二人はちゃんと仲良くなったはずだった。



『ねぇ雅也。私なんか朱雀に避けられてる気がする。何かしたかな…私。』


「避ける?朱雀が?ははっむしろ逆だろ!」


庭にて何やら話こんでいる二人。



『だってー何かこの頃冷たいんだもん。』


「うーん…本人に聞いてみたら?きっと面白い事隠してるよ♪」


『うんっ!そうしてみる…ふぁ…』


「ふぁ?」


『ぶぁっくしょい!』


「オヤジみてーなくしゃみだな;さっさと家入ろうぜ。風邪ひいちゃうしな!」


『ズズッ はぁい。』


二人は家へと入っていった。