『雅也…なんだかんだ言って朱雀の事好きなんだね!』 あくあはふふふっと笑う。 「そりゃ長い付き合いだしなぁ…。」 『わかった!私からは謝らない。朱雀が謝ったら私も謝ることにするっ!』 「うん、朱雀をよろしくねーっ」 あくあは雅也にお礼を言うと部屋を後にした。 「…朱雀のヤツ、あくあちゃんに気を使ってもらいたくないんだな。」 雅也はため息を着いて畳に仰向けになった。