兄カレっ!!



『駄目っ!私がしたいからするのっ!』


「いや…///しなくていいっ…!」


『なんでっ?』


「…。」


黙る朱雀。


『今日ずっと機嫌悪いから心配してあげたのに!朱雀なんてもぅ知らないっ!』


思わず言ってしまったあくあは部屋を出ていった。


一人取り残された朱雀。


「…妹は気なんて使わなくていいんだよ…」



そう言って頭をかいていたのであった。