兄カレっ!!



「──んぁ?」




その音を聞きつけ一人の男子生徒が近づいてくる。




「うぉ、気ィ失ってる!早く保健室に…」




男子生徒はあくあを肩に担ぎ急いで保健室を目指した。



──保健室──


「先生!さっきこいつが階段から落ちてきて拾った!早く診てやってくれ!」