兄カレっ!!


「お前が心配しなくても大丈夫だ。」


「お?朱雀やっと…」


「たぶらかすヤツを端から潰せばいいんだろ?」


「…わかってねぇ」


朱雀は過保護になりつつあった。


そのまま1日は過ぎ去り家へと帰る黒川家の高校生一同。


『(…?今日の朱雀なんか機嫌が悪いような?何かあったのかなぁ?)』



自分のせいだとわからないあくあは首を傾げて朱雀を見た。



『(きっと疲れてるんだよねっ!よし、帰ったらマッサージしてあげよぅ!)』


そう決心してあくあは家へ帰った。