『だってぇーお酒おいすぃもん。』 「今後一切酒飲むな、抱きつき魔。さっさと寝ろ。」 「つっても朱雀。あくあちゃんの寝る場所どうすんの?」 「あ?あるだろ。ここ旅館だぞ?」 「いやぁそれがおかげさまで毎日満室状態で…☆ほら、ここ近くのホテルより安いからビジネスマンはこっち来るいでででっ」 雅也の腕からきしむような嫌な音が聞こえる。 「何で早く言わないんだ」