兄カレっ!!


その時、あくあの目に一着の服が目に入った。


『これ可愛いなー!あ…すいませーん、これとこれとこれ下さいッ!』


「かしこまりました。」


あくあは店員にお金を渡すとお店の外に出た。まだ朱雀が出てからほんの少ししかたっていない。



『朱雀きっとまだ近くにいるよね。追いかけよう!』


あくあはそう決めるとスーパーの場所もわからないまま駆け出したのであった。