「入るぜ親父ー。」 朱雀は大きな襖を開けた。 すると中には“親父”と思われる男の人が座って読書をしていた。見た目から言うと、何かの師匠みたいな存在感だ。 「おぉ、朱雀か。と…もう1人いるな。」 師…いや“親父”はあくあを見ると優しく微笑んだ。 『あくあと言います!今日はお願いがあって来…?』 ここで朱雀はあくあにストップをかける。