「なんでって…俺が気絶してるお前ェをこの公園まで運んだ。」



『あ、ありがとう…。な、名前聞いていいですか?』



あくあはまだ警戒している。



「黒川朱雀。高校3年だ。お前ェは一年のあくあだっけ?ちょっと話がある。」




朱雀の顔が急に真剣になる。