え、ちょ・・・ な、なにこれ・・・っ 『家具が・・・、 あたしのMY家具が、ない・・・。』 目の前に広がる、見慣れたはずの部屋は 家具ひとつない、殺風景な部屋に変わっていた・・・ 『・・・・・ あいつか・・・』 あたしの頭の中に、ひとつの確信が浮かぶ ――ピンポーン チャイムが何も無い部屋に無駄に響く・・・