ベットから、起きる気力もわかない。
さっきから、ケータイがずっと鳴りっぱなし。
メールは、樹菜からで
『どうした?昨日から、ずっと元気ないけど。』
とか、和也から
『大丈夫か?昨日なんかあった?』
どれも、優しい言葉で心配をしてくれて涙が出てきた。
どうしても、龍のことを信じられなくて中学のころ龍の親友だった春哉に会いに行った。
それは、私なりに賭けでもあった。
本当に過去に、私を好きになったのか?
本気だったのは、一時期長く付き合った仔ではないか?
それを、聞きにあたしはカフェで待ち合わせをし部屋をあとにした。