中学3年生になったばかりのころ、あたしはなかなか友達ができなかった。 その中で 転校してきた“相川菜月” すっごくキレーで、スタイル良くて 自分の思い通りにならないと気の済まない そんな彼女は 学校のみんな知らない人なんていないくらい 人気者になった。 そして菜月は まだ5月入ったばっかりの頃、あたしに話し掛けてきたんだ。