あたしは変わってしまった。 人を信じられなくなった。 でもあなたは変わらない笑顔で笑うんだね。 今のあたしにはスッゴク眩しい笑顔で…。 「何で生きてるの…?」 「生きてちゃ悪い?」 「そういうわけじゃなくて…。」 「分かってる。何で生きてたか?でしょ?」 一哉は何も隠さず話してくれた。 「俺犬助けて事故にあったじゃん?」 「そうだね…。」 「それから俺は東京の病院に運ばれた。で、何とか一命は取り留めたけど…。」 「?」 そこで一哉は止まってしまった。 どうしたの?