「それで俺達毎週土曜一緒にサッカーしたよな。」 懐かしむ目であたしを見てくる一哉…? ホントなの?あなたが一哉? 「上がって。」 あたしは一哉が帰ってきた理由を聞くために部屋に上げた。 「相変わらず変わってないな。」 あたしのベットに昔みたいに転がる一哉。 「……ホントなの?」 「ん?」 ゴローンとベットに横になったまま返事する一哉。 変わってない…。 あなたはぜんぜん変わってないんだね。