「ただいま~!!」 「お邪魔します。」 パタパタとスリッパの音が聞こえて久しぶりに見るおばさんが出てきた。 「珠莉ちゃん!!久しぶりねぇ。可愛くなっちゃって!!」 「そんなことないです。おばさんもあまり変わってませんね。」 全然変わってない…。 懐かしいな。 この感じ。 「お父さんにも会っていってちょうだい?」 「はい。」 一哉のお父さんはあたしのお父さんと同じ会社にいた。 昔は仲良かったんだけど一哉が死んでからあまり話さなかったみたい。 それに他の支社に行っちゃったし。