翔ちゃんと思いでの学校を後にする




何度も振り返りながら…






しばらく歩くと





「アズ!」




突然翔ちゃんが立ち止まる




「何?翔ちゃんどしたの?」




すると翔ちゃんはぎゅっと握った右手を私につき出した




「?なに?」




「手、出せよ。」





「え〜何かくれんの?」




「これ、アズにしかやんねぇからとっとけ」