それからお互い都合が会う日に週2くらいのペースで会っていた
かずやは大学に通っててバイトもしている
だから中々頻繁に会うことはできなかった
一方あたしは高校に受かり卒業式まで毎日が暇で暇で仕方ない生活
かずやは本当にいい人だった
電車でどこかにデートしたことがなくて新鮮さとかずやの優しさを感じられた
帰りはいつもあたしの駅で降りてくれて家の近くまで送ってくれる
わざわざ駅降りなくても改札の前でばいばいすればいいのに決まってかずやはこう言う
「女の子ひとりで夜道歩かせるわけにはいかない」
ともやとは比べものにならないくらい
それとかずやは人前で平気でキスをする人で、今までそんなことしたことなかったからいつもドキドキしていた
電車に乗ってるとき
喫茶店で話をしているとき
手を繋ながら道を歩いているとき
ふいにキスをして照れるあたしの姿をかずやは可愛いと言ってくれた
やっと普通の恋愛が出来た気がした
初めて別れが恋しく思えた
