家に入るとちょうど親は仕事で誰もいなかった
布団にばたんと倒れ声を上げて泣いた
悔しさと愚かな自分への苛立ち
醜さや憎しみ
遂に罰が当たったんだ
お風呂でも号泣しながら体が赤くほど強く洗い、中に出された精子を掻き出す
酷く腫れた頬、たくさんの痣
手首に残された痕、血が飛び散った洋服
見る度に記憶が蘇ってくる
そして嘔吐する
忘れたくてなかったことにしたくて眠りにつくも寝れず
夢に出てきそうな気がした
食事も取ることが出来なくて口にするのは煙草と飲み物だけ
痩せこける体と精神的な痛み
あたしは鬱になりかけていた
2、3時間寝て煙草を吸って音楽を聞きながらボーっとする動くのはトイレくらい
そんな生活が1週間くらい続いた後……
家にいると携帯が震えた
名前を見てトイレに駆け込んだ
鳴り止まない電話にびくびくするばかり
5分で着信履歴はあの男の名前で埋まった
家を教えなかったのが唯一の救い
