「あともうちょっとで…保健室だよ。」 「ありが……とう」 愛菜達の体力は、もう限界に達していた。 「……あ」 「あたし達って運悪いね……」 その意味は……。 恭華と梨子。 「あんた達、おそろいでどこ行くの?」 「別に……」 「ちょっと来てよ。」 「やだ。」 「来いっつってんだろっ!!??」 恭華と梨子は愛菜達の手を掴み引っ張った。 「やっ……」 抵抗はしたけど、体力が弱っていた愛菜達は簡単に… トイレへと連れて行かれた。