続・どっちが先生?




先生はものすごい力で
またあたしを抱きしめた。


「バカ!
自分が何言ってるか
わかってんのか?

死ぬなんて簡単に
口にするなよ。

お前の命は
お前一人のものじゃない」



先生は真剣だった。

「…ごめんなさい…」



あたしは謝った。


何度も何度も謝った。



「俺のこと…」


先生はあたしの耳元で
何か囁いた。


「何?」


よく聞こえなくて
あたしは聞き返した。