あたしはまだ学校には
行っていない。
1ヶ月くらいが
経っただろうか。
ご飯を食べていると
お母さんがあたしに
話しかけた。
「なつき、あんた
学校行かないの?」
「…うん」
「辞めるの?
お母さんお金払ってるんだよ」
ほら…
結局あたしのことなんか
何も考えてないんだ。
結局はお金なんだ。
もうあたしなんて…
あたしなんて…
涙が流れる前に
あたしは立ち上がった。
そのまま自分の部屋に
行こうかと思ったが、
あたしは外に出た。
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