「み…みさぁ」

声がして横をみると夏帆が泣きそうな顔をしていた。

「だ…大丈夫だよ、夏帆」

これしか言えなかった。


「え~では、邪魔が入ったのでまたはじめから話します。え~皆さんが一番わかっていると思いますが、え~このクラス3年1組は平均点が一番低いです。え~ということなのでえ~皆さんには罰としてあるゲームに参加してもらいます。」


「校長、ゲームとは何ですか?」

クラスの委員長の倉田麻衣が質問をした。

「倉田麻衣。クラス委員長か。ゲームとはな、その名も…