ついには上半身と下半身が分裂した。
「うっ…」
由利奈は激しい吐き気に襲われた。
怪物は沙羅の死体から内臓や胃などを
引っ張り出し、それを口に含んでいた。
「ツギハオマエダ」
怪物がこっちを見て言った。
「ヤダッッこないで!」
由利奈は手に持っていた銃を構えて、
怪物に向かって何発も打った。
パンッ パンッ パンッ
銃声が教室に響き、
それと同時に生臭い匂いが教室に広がる。
気付けば怪物はどろどろに溶けていた。
「はぁっはぁっっ私が…殺したの?」
目の前には神田沙羅の残骸と
怪物のものと思われる体液があった。
早くここから抜け出したいという気持ちで
由利奈は教室から出て行った。
残り、
女子:12人
男子:10人
合計:22人