SCU─始まりの章─

 
 
「(ブチィッッ)おんどれさっきからじゃかましいんじゃボケェェェェェェェェ!!!!!髪の毛ぶち抜いてテメェの内蔵引きずりだしたあと骸骨にして飛ばしたろか!!??ぁ゙あ゙!!!??」


ついにキレた有栖川の顔は、まさに般若だった。




「・・・ずびばぜんでじだ・・」


驚きと恐怖で健太郎は震えあがっていた。


それをみた有栖川はハッと我にかえり、大きくずれた眼鏡を手で押し上げる。



「失礼。私としたことが少々取り乱してしまいました」

「あ・・は・・は・・」


少々なんてもんじゃねぇだろ


そんなことを思いながら苦笑する健太郎の顔は真っ青に、目には今にも溢れそうな涙が光っていた。