……。 「ハァ……ハァ……ハァ……。」 駆け込んだ先は女子トイレ。 もう不良軍団は僕達を追ってこない。 「女子……トイレ……?」 僕は慎重に聞いた。 「ごめん。 ……ハァ……ここしかなかったから。」 島村花は不器用に答えた。 「島村さん……ですよね?」 「……うん……。 てか……敬語じゃなくていいから。」 ……。 しゃべり方は相変わらず。 でも、どこか前とは違う。