言い返せは話しが長くなり、梨珠を苛つかせかねないから言葉を飲み込み車に乗りクイーンホテルへ向かう。
慎也と理佳ちゃんは後部席で手を繋ぎ仲良く座っているのが少し羨ましい。
「あの、珠梨さんは何歳なんですか?」
「20歳です。理佳さんは?」
「私、23歳なんだけど・・・珠梨さんって私より大人っぽいですね。」
それはよく分かると心の中で大きく頷いた。
本当は18だけど、18には見えないもんな。
「どこで出会ったんだよ、大河。」
初めて会ったのはバーだけど、その時はもう結婚してたし・・・ナンパした時お前一緒にいただろうが。
「バーだよ。」
「へぇ~、付き合ってどんぐらいで結婚したんだ?」
その質問には到底答えることが出来ず、梨珠に助け舟を求めた。
「・・・どんぐらいだったけ?」
「1ヵ月ぐらいじゃなかった?」
「1ヵ月って・・・早すぎないか?」
「大河が私なしじゃ生きていけないって言ったから結婚したんですよ。ねぇ~大河?」
「あ、ああ。」
そんな恥ずかしい事言わないで欲しい。
チラッと視線を向ければ、意地悪く笑っていて慎也達から顔が見えないのをいい事に俺をからかう気満々の梨珠だった。
慎也と理佳ちゃんは後部席で手を繋ぎ仲良く座っているのが少し羨ましい。
「あの、珠梨さんは何歳なんですか?」
「20歳です。理佳さんは?」
「私、23歳なんだけど・・・珠梨さんって私より大人っぽいですね。」
それはよく分かると心の中で大きく頷いた。
本当は18だけど、18には見えないもんな。
「どこで出会ったんだよ、大河。」
初めて会ったのはバーだけど、その時はもう結婚してたし・・・ナンパした時お前一緒にいただろうが。
「バーだよ。」
「へぇ~、付き合ってどんぐらいで結婚したんだ?」
その質問には到底答えることが出来ず、梨珠に助け舟を求めた。
「・・・どんぐらいだったけ?」
「1ヵ月ぐらいじゃなかった?」
「1ヵ月って・・・早すぎないか?」
「大河が私なしじゃ生きていけないって言ったから結婚したんですよ。ねぇ~大河?」
「あ、ああ。」
そんな恥ずかしい事言わないで欲しい。
チラッと視線を向ければ、意地悪く笑っていて慎也達から顔が見えないのをいい事に俺をからかう気満々の梨珠だった。