小悪魔ハニー

チラッと捲り、俺の理性を飛ばそうとする梨珠から目を逸らしリビングに向かおうとした時だった。





「大河。」





そう呼ばれ、クルッと振り返った瞬間滑った自分を呪いたい。





ヤバい・・・・・





目が逸らせないぐらい顔が近すぎて、体が動かない。





「ワックスかけたばっかりだから気を付けてって言おうと思ったんだけど・・・遅かったね。」





俺の下にいる梨珠は、ブラジャーが見えスカートが捲れ上がっているのにも関わらず気づいていないのか平然としてる。





俺と梨珠の体は隙間なんてないくらいピッタリとくっ付いてる。





それより、なんで早く言わないんだ・・・・ワックスかけたってありえないだろ。





でも今はそれどころじゃなくて・・・





「梨珠ごめん・・・。」


「当たってってる。」


「・・・マジごめん。」





そう言って起き上がり、気まずくてそっぽを向く。





こんな事ぐらいで反応するなんて・・・相当欲求溜ってる?





「変態。エロ教師。」





しょうがないと言いたくても今の状態じゃ反論出来ないが、もとはと言えば梨珠のせいじゃないか。





俺は断じて悪くない。