「じゃあ体育祭は何するんだよ?」
「見てるだけ。」
「…………。」
あたりまえでしょ、と言うような言葉に返す言葉もないから当然、梨珠との会話が終了してしまい黙々と作業すことにした。
午後の授業は団決めがあるからカットされ、集会が行われるがこういう時もステージには姫専用の椅子が置かれる。
姫が通ると黄色い声が飛び交うのには最初こそ驚愕していたが、一回見ているからもうなれてしまった。
「只今から団決めを行います。では、色姫を決めますので姫達、箱の中のハチマキを引いて下さい。」
梨珠達が目の前に置かれた箱に手を入れるのを見て色姫って何だと、首を傾げる。
箱の中に手を入れ、ハチマキを取り出した姫達を見てありったけの声で叫ぶ生徒達。
梨珠が赤、西園寺が青、伊集院が白のハチマキを引いた。
「続いて、各団を決めたいと思います。」
そう言われ、再び持って来られた箱に手を入れる姫達に生徒達の盛り上がり方は尋常じゃない。
興奮し過ぎだと思うのは俺だけだろうか。
「見てるだけ。」
「…………。」
あたりまえでしょ、と言うような言葉に返す言葉もないから当然、梨珠との会話が終了してしまい黙々と作業すことにした。
午後の授業は団決めがあるからカットされ、集会が行われるがこういう時もステージには姫専用の椅子が置かれる。
姫が通ると黄色い声が飛び交うのには最初こそ驚愕していたが、一回見ているからもうなれてしまった。
「只今から団決めを行います。では、色姫を決めますので姫達、箱の中のハチマキを引いて下さい。」
梨珠達が目の前に置かれた箱に手を入れるのを見て色姫って何だと、首を傾げる。
箱の中に手を入れ、ハチマキを取り出した姫達を見てありったけの声で叫ぶ生徒達。
梨珠が赤、西園寺が青、伊集院が白のハチマキを引いた。
「続いて、各団を決めたいと思います。」
そう言われ、再び持って来られた箱に手を入れる姫達に生徒達の盛り上がり方は尋常じゃない。
興奮し過ぎだと思うのは俺だけだろうか。