小悪魔ハニー

各学年ごとに呼び方まであるなんて、もう本当に呆れるしかない。




集会が終わり、姫の退場するためにまた生徒は姫道をつくり、姫達はそれを通って退場し、他の生徒はそれを見届けてからの退場になる。





入場同様、凄い声だが姫達も相変わらず、笑顔を振り撒いてる。





ほんとによくやるよと、見ているだけなのに疲れが出てくる。





今日は始業式で3時間までしか授業がなく、授業と言っても、3時間全部LHRになっている。





「せんせっ!」





俺専用の名簿を持ち、Zクラスに向かう途中声をかけられ、振り返る前に片腕に重みが掛かった。





横に目をやると、橋本ニッコリ笑っていた。





「なんだ?」


「姫達の人気って凄いね〜。様付けで呼ばれてたし、普通に引くって。」


「ビックリだよな。」


「皆、綺麗とか素敵って言うけど意味わかんない。正直〜私でも姫になれそうじゃない?」





その自信はどっから来るんだと言いたいが、可愛い教え子なわけで返答に困る。