小悪魔ハニー

「何よその顔。引き吊ってるわよ」





言い過ぎました、悪魔なんて嘘です。





降格して小悪魔にする。





「気になるの?」





梨珠が好きだと自覚したのに、気にならないわけがない。





俺以外の男に触れて欲しくない。




「あの日、男と話す為にバーにいたんだけど奥さんが後を付けてて、修羅場になったの。まぁ今までの関係を言ったら怒り狂ってたけど、切る事できたしね。あの男で最後だったし。」





それを聞き安堵し、気持ちが軽くなる。





今すぐ好きだと言いたいが、俺がお前を好きだと言ったら、お前はどんな顔をする?





「なぁ、好きな奴いないの?」


「いきなりくだらない事言わないでくれる?」


「いいから答えろって。」


「いない。今までもこれからも。」





そう言った梨珠は浴槽を出て、頭を洗い出した。





雰囲気が変わり、焦ったと思ったが何を言えばいいのかわからず黙ってる事にした。