小悪魔ハニー

考えれば考えるほど、思えば思うほど俺の中は梨珠で一杯になっていく。





特定の女を作らなかった、彼女の存在をめんどくさいと思ってたけど、梨珠は特別。





勝手に結婚させられた相手でよくも知らないのに特別なんて………。





自覚してしまった、自覚してしまったら最後――――――。





真紀子とかメモリーに入ってる女なんて、もうどうでもいい。





メモリーに入ってる女の名前は梨珠だけで十分。





「帰るよ。もう真紀子とも合わない、今日で終わりだ。」


「いきなりどうしたの!?今日で終わりって………。」


「言った通りだ。俺は、梨珠しかいらない。」


「嫌よっ。それに毎日奥さんばかり抱いてると必ず飽きるわ。」





なわけねぇだろ――――初めて梨珠を抱いた時、俺が先にイってしまって、あんな快感を味わったのは初めて。





「梨珠は真紀子より数倍も綺麗だ。メモリーに入ってるどの女よりもな。それに俺をイかせられるのは梨珠だけ。」





そう言い、素早く着替えを済ませラブホを出た。