小悪魔ハニー

「開けていい?」


「どうぞ。」





リボンをほどき、箱を開けると黄緑のボトルが2本と細長いスプレー缶が1本入ってた。





1本のボトルを手に取り見ると、“COOL CITRUS”と書いてあり、ボトル2本はシャンプーとボディーソープ、スプレー缶はシェーピングクリームだった。




「これ…。」


「それ、大河の。お風呂にあったピンクのボトル見たでしょ?あれはピーチの匂いがするから男は使いづらいでしょ。」





風呂にあったのはピンクのボトルが4本だけ。





それ以外のシャンプーとかは一切なかった。





確かに、男の俺には使い難い。





「わざわざ買ったのか?」

「私のもだけど、どこ探しても売ってないわ。貰ったと言うより大河へのプレゼントじゃないの?」

「誰から?」


「私の愛してる人から。」





そう言い、箱と一緒持ってきたコーヒーを飲み始めた。





「ここに帰って来たときに使えば?」


「ああ……ありがとう。」


「いいえ。」





私の愛してる人って……ちゃんと好きな奴いるんじゃないか。