小悪魔ハニー

そう言った後、別の先生のところに向かった梨珠。





家に帰りたくねぇ…。





冷たい目で見られそうだし…。





結局、禁欲生活続いたままだし…。





今日は俺の誕生日なのにプレゼントもないんじゃない?





「大河。」


「なに?」





小声で話しかけてくる慎也の顔は幸せそうでちょっと憎たらしい。





「あのエプロンの事聞いたか?」


「聞いたよ。」


「今夜泊まり来るって言われてさ〜エプロンも付けてくれるって!」





お前はいいよな〜…この幸せバカが…。





俺なんか多分説教だぜ?





今夜もHなしだぜ?





そんな俺に幸せオーラを撒かないでくんない?





それにしてもさ……どうすんの?





「なぁ、貰ったチョコってどうしてる?」


「毎年食べてるけど…。」




けどなんだよ?





何残念そうな顔してんの?




「今年は死ぬかも…。」


「は!?」


「……今、小野寺と話してたんじゃねぇの?」





話してたけど…裸エプロンの事。





「チョコの事聞かなかったのか?」


「くれたやって義理なんだろ?」