小悪魔ハニー

俺がいなかったら抱き締め合ってるだろ?





キスしそうな雰囲気だし…。





「西園寺戻っていいぞ〜。はい、次〜。」





俺の声にビクッとした2人。





俺の存在忘れてただろ…。




「ありがとうございました!失礼します。」





恥ずかしがりながら早歩きで部屋を出て行く西園寺。




「ごめん!ちょっと今ヤバかった…。」


「見てたらわかるから。それよりさ、お前ら初々し過ぎ!見てるこっちが恥ずかしいっての!やる事やってんだろ?中学生みたいだぞ。」


「それがさ…。」





………もしかして?





嘘…だろ!?





「まだ…とか?」


「まだなんだ。」





苦笑しながら言う慎也。





相手を大切にしてるのはいいけどさ…出すに出せなくなったみたいな?





「エレナがいいって言うまで待ってんだよ。俺の一方的な気持ちでしたくねぇし…初めては怖いと思うんだよな…だから焦りたくないんだ。」





なんか…





ムカつくけど認めたくねぇけど…お前っていい奴だな。





そんな事思いも考えもしなかった。