小悪魔ハニー

ムラムラしてるけど、理性ぶっ飛びそうだけど我慢してんだよ…。





お願いだから大人しく寝てくれよ…。





「大河ぁ〜Hしよぉ?お願い?」


「今日はダメだ。」


「やぁ…したいの。」


「俺はしたくない。」





梨珠の目を見たら折れてしまいそうで顔を反らしていた。





したくないって言った後、長い沈黙が続いた。





寝たのかと思ってゆっくりと視線をずらすと泣いてる梨珠の姿。





「ひっ……うっう……。」




泣いてるのを初めて見たから正直どうすればいいのかわかんねぇ…。





「も…もう……いい。」


「梨珠…?」


「もう…私の事好きじゃないんでしょ?…嫌いになったんでしょ?」


「何言ってんだよ。」


「正直に言ってよぉ!私の事愛してないんでしょ?」




いきなり何言い出すんだよ…。





「しょうがないじゃない…素直になんかなれない…怖いんだもん。」


「何が?」


「大河の心が…学校には可愛い子が沢山いるし、昔の女達も大人で色気があって……盗られそうなんだもん。冷たい態度取るのは素直になれないからよ…。」





これって…本音?