小悪魔ハニー

待て親父っ、それは言わなくてよくないか?





「大河に写真を見せたら一目惚れしたらしく、今すぐ結婚したいと言い出したんだよ。梨珠さんは断ったんだが大河の熱意に折れ承諾してくれて結婚になったんだ。」


「へぇ〜女癖の悪いお前ねぇ・・・。」





待て――――待て待て待て!





デタラメな事言うなよ!





確かに女癖悪かったけどさ、親父が勝手に結婚させたんじゃねぇか。





初めて会ったのは結婚した日だし。





「そうだったの、大河さん?」





梨珠も親父の嘘に乗んなよ・・・。





「勿論、女達とは切ったんだろ?」


「当たり前だろっ、梨珠だけだって!」


「でも、旅行の時に邪魔して来たよね?その時私じゃ釣り合わないって言われたの。別れろって言われて、あなたも大勢いる女の1人よって。もう飽きてきたって言ってたわよって言われたの・・・私の事嫌いになってない?」





おい、何言い出すんだ・・・確かに、偶然だったけどお前が追い返したくせに、めちゃくちゃに叩きのめしたのはどこのどいつだ。





チラッと視線を外すと俺と梨珠を除く4人の顔が怖くなってる。





説教だけは勘弁してくれ。