小悪魔ハニー

親父とお袋を見るとニヤニヤしてる。





「聞いた〜梨珠ちゃん?恥ずかしいわね〜!」


「恥ずかしい奴。」


「意外だな。」





・・・ん?





この声・・・





ゆっくり後ろを振り帰ると兄貴達が帰って来てた。





それよりも・・・聞いてた?





どっから?もしかして全部?だったら最悪だ。





「あら〜おかえりなさい。」


「「ただいま。」」





俺達もソファーに座り、兄貴達は向かい側に座った。




「この人が大河の奥さんか。」


「大河には勿体無くないか?」





大きなお世話だ。





「初めまして、梨珠と申します。お兄様方よろしくお願いします。」


「よろしく。長男の光流だ。」


「俺は次男の那鷹。よろしくな。」





光兄が握手をしようと手を差し出したが、触られるのが嫌で梨珠の手を掴み引き寄せた。





その姿を見た親父達が笑い出した。





体が勝手に動くんだからしょうがないだろ。





いくら兄貴達と言えど触れて欲しくない。





触れていいのは俺だけだ。