小悪魔ハニー

俺の腕の中にいる梨珠は肩で息をしてる。





終わった後の色っぽい吐息がたまらない。





「大丈夫か?」





そう言うとコクリと頷く。





髪を撫でるとちょっと顔を上げ、俺に寄り添ってくる。





潤んだ目が可愛い。





伏し目がちにして息を整えてる。





「好きだよ。」


「ん。」


「愛してる。」


「私も。」





梨珠の姿を見てると“好き”だと“愛してる”と何度も言いたくなる。





何度言っても言い足りない。





愛し過ぎて困ってしまうほど。





“好き”とか“愛してる”とか言った事のない俺。





今までの女には言われて来たけど、心地いいもんじゃなかった。





滅多に聞けないけど、梨珠に言われると安心するし心地もいい。





初めて“好き”だと“愛してる”と言う相手が梨珠でよかった。





梨珠が最初で最後の相手。




「卒業したらさ・・・。」


「何?」





顔を上げ俺を見つめてくる。





そんな顔されたら余計に・・・。