小悪魔ハニー

「初めまして、小野寺梨珠ともうします。新しい先生ですか？｣


「ああ…初めまして。」





話し掛けてきた清楚美人は偶然にも同じ名字だった。





「おーい、行くぞ。」





慎也に呼ばれ、清楚美人は軽く頭を下げて行った。





あの三人は生徒会とかだろうか……マネキンの着てる物と明らかに違う制服を着てるせいでスカートの中が見えそう。





それにボタンを開けすぎで谷間が見え男子生徒には刺激的かもしれない。





慎也の後をついて行く三人は体育館の端を通って前に進んで行き、並んでる生徒の顔と体は慎也達を追っている。





ステージに上がり、準備された高級椅子に当たり前の様に座る三人は慎也と何かを話している。





「華やかな生徒ですね………。」




俺の横に来た先生が言った。





「ですね…。」


「派手な子達ですね。生徒会ですかね？ステージの椅子に座ってますし…。」





ステージを見ると長い足を組んでる三人は自分達が注目されてるのを気にせず話してる。