「おはよう!先生っ。」


「おう、おはよ。」


「あれ……先生、その指輪昨日は嵌めてなかったよね?」





そう聞いて来たのはクラスでも特に目立つ橋本。





「ああ〜…、昨日結婚したんだよ。」





そう言うとやっぱりビックリしてその後、顔を俯かせる。





橋本の表情なんて、見なくても予想がつく。





これは自惚れじゃなく橋本は俺の事が好きらしく現に3回も告白をされた。





断っても”先生を好きなのは一生変わらない。諦めない。“そう言って来る。





教師という立場上そういうのはかなり困る。





「先生…奥さんってどんな人?」

「綺麗な人。」





見た事ないから、親父が言ってた事を言ってみた。





俺から離れバスに向かう橋本を周りの友達が慰めてる。




学校は学ぶ所なのにカラフルなアイシャドウに太いアイライン、不自然なまつ毛にカラコンとバッチリ化粧する生徒は年々増えていて橋本もその分類に入る。





俺に言わせれば正直ケバくもっとナチュラルに出来ないのか、と言いたくなる。