そんな事をうっすら思ってたら、学校の前まで来ていた。 すると校門に入るのと同時に、後ろから声をかけられた。 「愛ちゃ~ん!おはよー!!」 走りながら手をふってあたしに叫んでる。 ロングでストレートの黒髪の女の子……? 「……誰……?」 初めは誰だかわかんなかったけど その人が近ずいて来るたびに、誰だか分かってきた。