怒鳴ったのは、おじいちゃんだった。 「娘がどれだけお前の事を愛していたのか分からないのか!!!」 目を充血させながら、ものすごい剣幕で叫んでいる 「娘はな……!お前さえいなければ生きられたんだ!!……………何で……!!何でお前なんかに…!!!」 顔を真っ赤にして、今にも襲い掛かってきそうな勢いでおじいちゃんは続ける。 「……お前は、普通ならここにいない。」 「え…?」 静かに呟くおじいちゃん。 ……え、僕って死ぬハズだったの? お母さんは生きるハズだったの?